リノベ会社4社を比較して1社に決めた基準

リノベ会社4社の名刺を比較する様子。「失敗しない!リノベ会社を決めた基準 体験談:ショールーム見学で気づいた価格と質感」の記事アイキャッチ画像 マンションリノベ

先に結論から言うと、最終的にリノベ会社を決めた基準は「実物のショールームや完成物件に足を運び、自分の目で素材や空間の質感を確かめたかどうか」でした。

ホームページの写真やSNSの施工事例だけを見ていたら、私たちはたぶん逆のリノベ会社を選んでいたと思います。4社を比較して、エリア対応で2社まで絞り、そこから1社に決めるまでの過程を振り返ります。

スタートは「リノベる。」だった

中古マンションのリノベーションを考え始めたとき、まず検索したのは「中古マンション リノベーション」というそのままのキーワードでした。真っ先に出てきたのが、全国区でワンストップリノベーションを展開している「リノベる。」です。

物件探しからローン、設計・施工まで一気通貫でお願いできる安心感はありましたが、調べていくうちに、その分どうしても価格が高めであることが分かってきました。
全国展開・ワンストップというブランド力にはコストがかかっている、ということなんだと思います。ここで「他の選択肢も見ておいた方がいい」と思い、比較検討がスタートしました。

SUVACO(スバコ)で、エリアと予算から絞り込む

次に見つけたのが、リノベーションだけでなく建築会社全般を幅広く掲載している「SUVACO(スバコ)」というサイトです。

このサイトの良かったところは、地域と金額感でリノベ会社を絞り込めたことでした。住んでいる・住みたいエリアを指定し、予算も1000万円台、1500万円台と500万円刻みで選べたので、自分たちの予算感(1500万円前後)に合わせて検索。ここで4社まで絞り込むことができました。

ところが、この4社のうち、私たちが希望していたピンポイントのエリアに対応できると回答してきたのは2社だけでした。エリア対応の可否で、ここで一気に選択肢が半分になったわけです。

2社のショールームで見えた、はっきりした差

残った2社は、どちらも自社の完成形を見せてくれました。1社は自社のショールーム、もう1社はショールームという形ではなく、完成一歩手前の実際の部屋を見せてくれる形でした。

正直に言うと、この見学でリノベ会社への印象がかなりはっきり分かれました。

自社ショールームを持っていた方のリノベ会社は、正直「ちょっと予算を削ってやったんだろうな」という感覚を受けてしまいました。具体的に言うと、壁紙の色味に安っぽさがあったり、扉の質感にも物足りなさを感じたり。自社の看板であるはずのショールームだからこそ、それが悪目立ちしてしまった印象です。

一方、ショールームという形を持たなかったもう1社は、実際に施工した完成一歩手前の部屋を案内してくれて、そこで見えた素材の質感や空間の作り方に「こういうのいいな」と思える部分が多くありました。金額の内訳もその場できちんと説明してくれて、単純に信頼感がありました。

実は、印象と価格が逆転していた

見学を終えた段階で、私たちはある違和感を抱いていました。「安っぽく見えた方が実は高くて、信頼できると感じた方が実は安いのでは」。そこで、それぞれの提示金額を面積で割り、1㎡あたりの単価がどれくらい違うのか、実際に計算してみることにしました。

結果は、まさに感覚通りでした。安っぽさを感じたショールームを持つリノベ会社の方が㎡単価は高く、質感と対応の良かったリノベ会社の方が安かったのです。見た目の完成度の高さと、実際にかかっている費用は必ずしも比例しない。これは実際に両方を見て、自分たちで計算してみて初めて分かったことでした。

ショールームに行って初めて分かること

この経験から、ショールームや完成物件を実際に見に行く価値は大きく4つあると思っています。

1つ目は、必要な広さの体感です。
小さいショールームと大きいショールーム、両方見ておくのがおすすめです。当然、狭ければ安く、広ければ高くなります。
自分たちにとってちょうどいい広さがどれくらいなのかは、間取り図を眺めているだけでは分からず、実際にその空間に立ってみて初めて掴めるものだと思います。

2つ目は、リノベ会社ごとの「色」です。
和風テイストが得意なリノベ会社、洋風が得意なリノベ会社、柔らかい雰囲気が得意なリノベ会社、シックな空間が得意なリノベ会社。
これはホームページを見ればある程度は分かりますが、実際に自分の目で見て「いいな」と思えるかどうかは別問題です。
これから35年ローンを組んで住み続けるかもしれない家だからこそ、実物を見ておく価値があると思います。

3つ目は、素材や質感のリアルな判断です。
今回まさにそうだったように、写真では伝わらない「安っぽさ」や「作り込みの丁寧さ」は、現地で触れてみないと分かりません。

4つ目は、担当してくれる営業の人柄です。
ショールーム案内や完成物件の見学に一緒についてきてくれる担当者が、どれだけ丁寧に、誠実に説明してくれるか。これから何度もやり取りすることになる相手だからこそ、この「安心できそうか」という感覚は軽視できないと思っています。何かひとつ、一緒に行動する機会を作ってみることで、その人がどんな人なのかが見えてくる部分は確実にあります。

まとめ、リノベ会社選びで見ておきたいポイント

4社を比較検討して感じたのは、ポータルサイトでの絞り込みはあくまで最初のふるいであって、最後の決め手は現地に行かないと分からない、ということでした。

  • ワンストップの大手だけでなく、比較サイトも併用してエリア・予算で絞り込む
  • ショールームや完成物件は、可能なら複数見て「広さ」を体感する
  • リノベ会社ごとのテイスト(和風/洋風、柔らかい/シック)は写真ではなく実物で判断する
  • 見た目の完成度と価格は必ずしも比例しない。気になったら㎡単価で比較してみる
  • 担当者の丁寧さ・誠実さも、実際に会って確かめる

リノベーション会社選びは、間取り図や見積書といった「紙の上」だけでは完結しません。ネットの評判や施工写真で候補を絞ったら、最後は必ず現地に足を運び、自分の目と直感で確かめることが後悔しないコツだと思います。

「具体的にどんな点に着目して見学すればいい?」「見積もりの㎡単価の比較のコツを知りたい」。リノベ会社選びや比較の仕方で迷っている方は、実際の体験をもとにお話しできます。よければココナラからお気軽にご相談ください。

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