結論から言うと、中古マンション購入は、頭金の準備が命綱になる場面があります。今回はその実例です。
私たちが最終的に購入したのは、
・8階建てのマンションの5階
・角部屋
・南向き
という好条件の物件でした。
内覧したその場で「ここにしよう」と決意し、リノベ会社経由で不動産屋に連絡してもらったのですが、そこから年末にかけて、想定していなかった展開が待っていました。
内覧即決からの値引き交渉、そして不動産屋の豹変
好条件の物件だったこともあり、不動産屋は最初から強気でした。
購入することは決めていたので、リノベ会社経由で「少しでも安くならないか」と価格交渉を依頼したのですが、これがあっさり一蹴されます。
リノベ会社経由で聞いた話では、「そんなんだったら別の人でもいいですけど?」というニュアンスの態度だったそうです。
こちらはダメ元での交渉のつもりでしたが、不動産屋にとっては心証を損ねる行為に映ったのかもしれません。
「じゃあ値引きはなくていいです」とこちらが引き下がったあと、ここから相手の本性が露わになります。
「頭金500万円、年末までに」年の瀬の通告
値引き交渉から少し経った12月20日頃、不動産屋から通告が入りました。「頭金500万円を年末までに振り込め。できなければ購入させない」。年末で仕事も立て込んでいる時期に、もはや脅しに近い、いきなりの期限付き要求です。
後から分かったことですが、これは不動産屋側の決算がらみだったようです。少しでも早く入金してほしいという事情があったのでしょう。とはいえ、こちらの都合はお構いなしの、一方的な通告でした。
幸い、私たちは頭金分の貯金があったので、期日までに問題なく払うことができました。ただ、もしこの貯金がなかったら、と考えると今でも背筋が冷えます。

「俺から電話させてくれ」をリノベ会社に止められた理由
正直、この通告には腹が立ちました。「俺から直接、不動産屋に電話させてくれ」とリノベ会社の営業担当に伝えたのを覚えています。
しかし、これは止められました。理由は「話が大きくなるから」。
担当者はどちらかというと、ベテランというよりは中堅より少し下くらいの立ち位置だったように思います。今振り返ると、強く出られる関係性ではなかったのかもしれません。
結果的に、この「間に立つ人に任せる」という判断は正しかったと思っています。感情的になった買主が直接不動産屋に乗り込んでいたら、こじれていた可能性は十分にあります。
揉めそうな空気を感じたときほど、当事者同士で直接ぶつからず、間に入ってくれる人に任せる方がいい。これがこの一件で学んだことです。
まとめ:不動産屋はクソだったけど、家は最高だった
今回の経験から学んだことは、大きく2つあります。頭金という金銭的な備えと、間に立つ人に任せるという交渉・感情面での備え。この2つの防波堤があったから、なんとか乗り切れたのだと思います。
1つ目は、頭金の準備はあった方がいい、という単純だけれど切実な教訓です。「そのうち貯めればいい」ではなく、購入のタイミングで動かせるお金として確保しておくこと。たまたま貯金があったから乗り切れましたが、なければ購入自体が流れていたかもしれません。
2つ目は、揉めそうな時ほど、間に立つ人に任せた方がいい、ということです。自分で直接交渉したくなる気持ちは当然ありますが、リノベ会社という緩衝材があったからこそ、大事にならずに済んだ面は大きかったと思います。
結局、私たちは12月25日、年末ぎりぎりのタイミングで購入手続きのサインをしに行きました。今思い返しても、あの不動産屋の対応には納得していません。正直に言えば「クソだったな」と思っています。
それでも、その先に手に入れた家そのものには何の後悔もありません。あの好条件は、今の暮らしの満足度に直結しています。家自体は最高でしたが、購入プロセスで精神的に削られる場面があったのも事実で、備えは必須だったというのが正直な実感です。
物件選びや値引き交渉、リノベ会社との立ち回りなど、不動産屋のプレッシャーに負けない具体的な進め方について、実体験をもとに相談に乗っています。不安なことがあれば、お気軽にココナラからご相談ください。

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